【日 時】 2023年7月26日(水)・ 7月27日(木) 12:00 ~ 13:30
【会 場】 東北大学理学研究科合同A棟 2階 第2・3共通講義室(204号室、205号室)
【対 象】 中学生・高校生、学部学生
【主 催】 東北大学DEI推進センター
【ポスター】 詳細は、こちら(PDF)から
【参加者数】 1日目:221名、2日目195名(保護者含む)
今年度は4年ぶりの対面でのオープンキャンパスとなり、大変多くの方々にご参加いただきました。7月26日と27日両日とも、一部と二部に分けられ、二教室で開催しました。一部では若手の女性研究者の研究紹介、SAの研究発表がなされ、二部ではサイエンス・アンバサダーの皆さんが各自所属する学部・研究所の紹介、そして、参加者からの質問、相談にお答えするグループトークが行われました。今年は、女子大生誕生110周年を記念し、日本初の女子大生の秘話も話されました。
プログラム
7月26日(水)
第1部 12:00 ~ 12:40〈204号室〉「研究者ってなに?」〜オープンキャンバス編〜
「ニュートリノは役に立つ?〜地球内の熱量を測る〜」 渡辺 寛子 (ニュートリノ科学研究センター・助教)
「空飛ぶ車用モータに関する研究」 朝雛 えみり(SA 工学研究科 D1)
「マウスの『こころ』の機能を定量する」塩崎 裕美 (SA 薬学研究科 M2)
第2部 12:40~13:30〈205号室〉サイエンス・アンバサダーからの所属部局紹介と進路に関するグループトーク
7月27日(木)
第1部 12:00 ~ 12:40〈204号室〉「研究者ってなに?」〜オープンキャンバス編〜
「女子学生入学110周年記念講演― 女子大生は東北大学から生まれた!〜日本初誕生の歴史秘話」
加藤 諭(史料館・准教授)
「メタバースで世界をつなぐ国際共修」林 雅子(高度教養教育・学生支援機構・准教授)
「宇宙から見る地球:リモートセンシングによる草地観測 」慕希叶(SA 農学研究科 D3)
第2部 12:40~13:30〈205号室〉サイエンス・アンバサダーからの所属部局紹介と進路に関するグループセッション
延べ人数416名(26日 221名、27日 195名)の参加者が訪れました。短い時間でしたが、大変活発にフリートークがなされ、有意義な時間を過ごせたのではと思います。
参加したSAの声
- 多くのお客さんが来場してくださって非常に嬉しかったです。東北大学に興味がある高校生や初対面のSAの方々と,大学生活や研究についてお話しすることができ,有意義な時間を過ごすことができました。当日の会場準備や説明等,主体的に取り組むことができたと思います。
- 高校生たちが具体的にどんなことを知りたいのか理解するのが難しく感じた。「私はこういうことがしたいんです!」と具体的に話してくれる子もいて、将来を応援したくなった。
- 4年ぶりの制限なしでの対面開催ということもあり、たくさんの高校生と交流することができたと共に、SA同士の交流も深まったと感じました。SA間でしっかりとコミュニケーションが取れていたので、ブースや講演会の運営が滞りなく進んだと思います。
- 中高校生のうちからしっかりと自分のやりたい研究を見つけて「この研究をやるためにはどの学部にいけばいいですか?」と聞いてくれる学生もいる一方で、まだやりたいことはわかっていないけど理系になんとなく進みたい、と思っている学生もいることが分かった。理系の学生を増やすのにターゲットとするべきなのは後者の学生なのではないか、と個人的に思ったため、研究紹介などを通してやりたいことを見つけてもらえるように今後の活動も頑張りたい。
- 高校生と直接話せるいい機会となりました。高校生の進路相談や受験期特有の悩みなどを話したのですが、少しでも力になれていたらいいなと思います。
- 久しぶりに高校生とお話しすることができ、高校生の視点を再認識する良い機会となりました。
- SA同士で会話する時間が長く、研究室を越えた繋がりを作ることができました。また、私は生命科学研究科であり且つ学部は他大学卒業で、パネル紹介の時間はあまり活躍できないかと思われましたが、オープンキャンパスに来られた高校生の中には、既に生命科学研究科を知っている方もいらっしゃって、深く話をできたことが驚きであり、私自身、彼らの意欲に刺激を受けました。
- 実際に中高生の方々と、どんなことに興味があるのか等お話を聞けてとても興味深かった。特に、受験のために高校生活をどのように過ごしたらよいかなどの相談を受けたとき、自分の実体験をもとにお伝え出来たのがよかった。
- 他のSAや中高生の方と交流でき、有意義な時間でした。
- 博士課程への進学を検討している人、興味のある分野が明確でその勉強ができる学部を探している人、複数学部の候補があり迷っている人、様々な高校生がいたが、誰もが真剣に将来のことを考えていて、かなりレベルが高いと思った。
- 高校生の進路選択の手伝いができることは、責任のあることであり、かつ前途有望な若者を近くで応援できる、喜ばしいことでもあると感じた。
- 中高生だとそれぞれの学部のイメージがぼんやりしていて,なんとなくで選んでしまっているように感じられたので,各学部が集まって説明できる場を設けられたことは,中高生の進路の視野を広げるという面でよかったと思う。
- 自分の研究・分野を基礎知識がない人に伝える困難さを実感し,言葉の選び方や非言語コミュニケーションの大切さを再認識した。
- 将来、次世代育成に関わった事業に携わりたいと思うようになった。現在も子供と関わる課外活動に従事しており、その中で何か貢献できることがないか、考えていきたい。
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