【日 時】2023年11月13日(月)14:00-16:00(公開シンポジウム)/16:00-17:00(交流会)
【会 場】東北大学 片平北門会館社会連携スペース エスパス
【開催方法】会場・オンライン同時開催 【参加者数】
【主 催】JICA東北
【共 催】東北大学ダイバーシティ・エクイティ&インクルージョン(DEI)推進センター
当シンポジウムは、チリやブラジルなど10か国から参加したJICA研修員と共に災害ケースマネージメントについて考え、経験、知識などを交換する場となりました。チリとフィジーの災害時の取り組みが紹介された後、『災害ケースマネージメントガイドブック』の著者である津久井進弁護士の講演、そして東日本大震災後に仙台市で行われた「災害ケースマネージメント」の事例報告が行われました。当センターの李講師がパネルディスカッションの進行を務めました。
「災害ケースマネージメント」は、被災した一人一人に寄り添い、誰一人も取り残さない復興支援を目指す取り組みです。それを実現するためには人・金・システムが必要であり、前提として我々は普段からすべての構成員の多様性を認め、一人一人を公正に包摂する社会を目指す必要性があることが問いかけられたシンポジウムでした。シンポジウム終了後は交流会も執り行われ、インフォーマルに会話の中で国際的連携の可能性も広がりました。