【イベント】学術フォーラム「STEM 分野の未来を支える多様性とは:教育・探究・キャリアをつなぐ対話–理系の男女差を解決する鍵は、小中教育?家庭?地域?」(2026/2/21 ハイブリッド開催)

日本学術会議が主催する、以下のフォーラムが開催されます。東北大学から、市川温子教授(理学研究科)がコーディネーター・司会を行います。講演3には、臼井恵美子教授(一橋大学経済研究所/DEI 推進センター(クロスアポイトメント))が登壇いたします。関心のある方は、ぜひご参加ください。

学術フォーラム「STEM 分野の未来を支える多様性とは:教育・探究・キャリアをつなぐ対話–理系の男女差を解決する鍵は、小中教育?家庭?地域?」

日 時: 2026年2月21日(土)10:30 – 17:35
会 場:日本学術会議講堂(東京都港区六本木7-22-34) オンライン配信あり
対 象:どなたでも参加いただけます。
定 員:日本学術会議の講堂での参加については、定員になり次第締め切り、超過の際はオンライン参加とさせていただきます。
参加費: 無料
申 込:以下のページのリンク先よりお申込みください。(締切:2月17日(火))
参加お申し込みフォームへのリンク

我が国における STEM(科学・技術・工学・数学)への女子の進出は、世界的に見ても著しく低く、長年にわたる社会的課題となっています。進学率や就業率といった量的側面にとどまらず、その背景には、学童期から積み重なる「理数科目への苦手意識」や、無意識の偏見、情報・体験の不足、そして将来像の不透明さが横たわっています。こうした課題は、個々の進路選択の問題ではなく、教育制度・社会文化・キャリア設計を含む構造的な問題としてとらえる必要があります。
 本フォーラムでは、まず教育心理学と社会学の視点から、女子生徒が STEM 分野に対して抱える心理的ハードルや、進路からの“離脱”が生じるメカニズムについて明らかにします。その上で、女子中高一貫校や SSH 高校における具体的な教育実践を紹介し、生徒に“面白さ”や“自分ごと”として科学を届けるための試みを共有します。さらに、合宿形式での探究型学習や大学や学協会主催の科学体験プログラム、物理学・数学・情報科学など多様な分野における先進的な取り組みを通じて、STEM 分野における学びの拡張と社会とのつながりを再発見します。
 また、AI や宇宙、気候、課題解決といった分野で活躍する STEM 人材の職業像を紹介し、「理系=研究者」「女子は理系に向かない」といった古い枠組みを問い直し、 STEAM分野が切り拓く新たな職業の可能性についても紹介し、理工系進路の魅力を再提示します。
 最後のパネルディスカッションでは、教育・社会・ジェンダー・キャリアといった多角的な視点から、「誰もが STEM を自由に選び、活躍できる社会」を実現するための課題と可能性を議論します。

問い合わせ先
日本学術会議事務局企画課学術フォーラム担当
電話:03-3403-6295