【報告】東北大学サイエンス・アンバサダーと科学を楽しもう!片平まつり2025(2025/10/11開催)

【日 時】 2025年10月11日(土)11:00-15:00
【会 場】 東北大学 エクステンション教育研究棟1階ロビー(片平キャンパス)
     ※一部DEI推進センター内
【詳 細】 東北大学DEI推進センターの企画詳細は、こちらから
【参加者】 参加者160名およびその保護者

10月11日、東北大学の研究所やセンター、史料館を紹介する秋のイベント 片平まつり2025「ワクワク発見!研究所はワンダーランド」が開催されました。

DEI推進センターでは、科学体験イベント「サイエンス・アンバサダーと科学を楽しもう!」を開催しました。東北大学のサイエンス・アンバサダーが、小学生以下のお子さまから小・中学生を対象に、科学の魅力を伝える4つの実験を実施しました。あわせて、「たまか」のカードに着せ替えシールを貼るコーナーも設けられ、参加者が進路について考えるきっかけとなりました。当日は、子どもたち160名とその保護者の皆さまにご参加いただきました。

「LED」でピカピカ光るカードを作ろう!

環境に優しいLEDの仕組みを学びながら、LEDライトと電池を使って簡単な回路を作り、好みの絵柄のカードを選んで「光るカード」を制作しました。LEDが点灯する瞬間には驚きや喜びの声が上がるなど、科学への関心を高めるきっかけとなりました。

ぶどうジュースで色色カードをつくろう

植物の色素を使って、酸性・アルカリ性による色の変化を体験する実験を実施しました。ぶどうジュースに含まれる紫色の成分「アントシアニン」が、液体の性質によって色を変える原理を活かし、酢(酸性)や石けん水(アルカリ性)などを使って色の変化を観察。個性豊かなカードを完成させ、化学反応を身近に感じる貴重な機会となりました。

ビタミンCはどこにある?色が消える不思議な実験!

果物や野菜に含まれるビタミンCの性質を利用し、色が消える現象を観察する実験を実施しました。食品に含まれるビタミンCと、うがい薬に含まれるヨウ素との酸化・還元反応について学びながら、緑茶やジュースなど身近な飲み物を使って、ビタミンCが含まれているかを調べました。身近な食品に含まれる成分への理解を深める機会となりました。

インクの「かくれた色」でクジャクをかこう!

ペーパークロマトグラフィーを使って、インクに含まれる隠れた色を発見する実験を実施しました。色が分離されていく様子に驚きながら、インクをしみこませたコーヒーフィルターをクジャクの羽に見立てて、鮮やかなクジャクの絵を完成させました。科学とアートが融合したユニークな体験を通して、子どもたちの創造力がいっそう輝いたひとときとなりました。

マスコットキャラクター「たまか」と進路を考えるコーナー

8月21日の「女子大生の日」を記念して、誕生したサイエンス・アンバサダーのマスコットキャラクター「たまか」が描かれたカードを使ったコーナーを設置しました。参加者は、自分の目指す学部や興味のある分野の着せ替えシールを選び、「たまか」に貼って楽しみました。迷いながらも「これが気になる!」と選ぶ姿が多く見られ、進路や将来について考えるきっかけとなる、親しみやすく楽しいコーナーとなりました。

参加SAの声

  • 今回の活動では、「インクの『かくれた色』でクジャクをかこう!」の指導を担当しました。予想以上に多くの子どもたちと保護者の方々が参加してくださり、その中には障がいを持つお子さんもいらっしゃいました。保護者の皆さんがとても根気強く、温かく子どもたちをサポートしている姿を見て深く感動しました。科学の楽しさを伝えるだけでなく、人との関わりや思いやりの大切さを改めて感じる機会となりました。
     
  • 「ビタミンCはどこにある?色が消える不思議な実験!」では試薬の希釈倍率から使用するサンプルまで予備検討して最適条件を見つけ、実験系を組み立てるのが楽しかった。当日の実験でも各サンプルごとで幅広い退色の変化が見られ、参加者に加えて保護者の皆様にも驚いた顔をしていただけて良かった。酸化還元反応は中学2年生で学習する範囲だが、未履修の参加者にも身近に存在することを実験・解説を通して理解してもらえていたら嬉しい。
     
  • 小学生くらいの子供たちに研究を教えるのが初めてだったので、特に事故もなく無事に終えることができたことに一安心しました。また、教えるうえで、子供たちはどんなものが好きなのか、また、どんなところでつまずくのかという視点が欠けていたと思いました。実験に興味をもってもらうだけでなく、記憶に残るような体験がどうしたらできるのか考えていきたいです。

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