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My Story – 男性の育休ー「育児休業を2回経験して」

会田 俊介(工学研究科技術職員)

2回の育休取得

私は2回育児休業を取得しました。1回目が第2子の時で、2016年の8月から9月末まで。2回目が第3子の時の2021年の2月の1ヶ月間です。私は技術職員で、大学の実験の授業のサポートなどもしているのですが、講義がない期間であったこともあり育休も取りやすく、業務への影響も比較的少ない時期だったかな、と思います。

1回目の育休中の生活パターンとして、朝は大体5時から7時くらいに子供と一緒に起きることが多かったかなと思います。起床後、9時頃までは朝食を作って食べ、掃除や洗濯を済ませていました、日中はいろいろすることがあり、夕食後も子供と遊んだり、夕食の片付けやお風呂の準備をしたりすることが多かったです。

時間の使い方と工夫

泣いたら抱っこ、おむつを替える、寝かしつけるという時間の使い方が一番多かったかな、と思います。赤ちゃんの機嫌がいい時間というのは少なく、だっこして機嫌がいい時は、20〜30分くらいだっこすることもありました。寝かせる時はなるべく布団において寝かせるようにしました。1人目の時はだっこしたまま寝かせてしまい、ずっと抱っこし続けなければならない状況に陥っていたので、2人目、3人目の時は、寝てるな、と思ったらなるべく布団に寝かせるようにしました。当時、上の子はまだ2歳だったのでお母さんにべったりでした。基本的にはみんなで同じ部屋で過ごし、妻と長女、私と赤ちゃん、というのが基本でした。授乳中は、上の子と散歩に行ったりして遊んだりしていました。2人が昼寝をしたら、洗濯物を取り込んだり、お風呂を洗ったり、ということをしていました。

2回目の育休

朝の8時半までは1回目の育休の時と同じ過ごし方でしたが、そこへ上の子の保育園への送迎が追加されました。1月に3人目が生まれてすぐに育休に入り、妻は出産をしたばかりで体力が戻っていない時期だったので、1回目の育休の時にはあまりしなかった料理もしました。この時も泣いたら抱っこ、おむつを替える、寝かしつける、このひたすら繰り返しました。しかし、上の子は2番目の時と違って保育園に行っていたので、1回目ほど大変ではなかった気がします。慣れというのもあったのかもしれません。

妻が休む時間を作る

1回目・2回目の育休とも、夜の8時から11時は妻と赤ちゃんを別の部屋で過ごす時間を作るようにしていました。妻はずっと赤ちゃんと一緒にいるので、全く休めていなかったからです。私が赤ちゃんを抱っこしていても、同じ空間にいるとやはり気になるということで、この時間帯は1階で私と赤ちゃん、2階でほかの子と妻、となるよう空間を区切り、妻がしっかり休める時間を作るようにしました。妻はこの時間よく眠れるようになり、少し休息が取れていたかな、と思います。

育児時短勤務

育休に加え、育児時短勤務も取らせていただきました。期間は2021年の3月と4月で、9時半から3時半までの勤務にしていました。妻の体力の回復具合が万全でなかったことから、育休中の2月に工学部の事務に相談し、時短勤務にさせていただきました。育休を経験して私が大事だなと思ったことは、夜8時以降は部屋を暗くする、寝かしつけの抱っこはし過ぎない、粛々と家事をする、といったことです。これらができたのは育休制度を利用できたからであって、育休を取得していなければ余裕を持って育児に携われなかったのではないかと思います。なので、育児休暇を取得して、とても良かったと感じており感謝しています。育休は終わりましたが、子育てはまだまだ続きます。子供はよく風邪を引くので看護休暇なども活用して子育てを頑張っているところです。

※本記事は、2024年2月13日に開催した「第31回 TUMUGオンラインランチミーティング」で発表いただいた内容を、ご本人より承諾を得て掲載しています。
※役職・所属等は発表当時(2024年2月時点)のものです。

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