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【報告】山形県立山形西高等学校・オンライン研究室訪問(2023/12/25オンライン開催)

【日  時】 2023年12月25日(月)14:30~16:30
【開催方法】 オンライン
【参加者数】 高校1年次生77名・2年次生10名 合計87名、SA 5名

科学技術に対する理解を深め、理科への興味・関心を高めることにより、将来の科学技術の進展に対応する能力の育成や理系分野の進路選択の幅を広げることを目的とした「西高理系プロジェクト」の一環として、山形西高校1年次生77名、2年次生10名の合計87名が参加しました。今年はオンラインで開催され、 瀧教授(医学系研究科)と古本教授(薬学研究科)が研究室の紹介と模擬講義を行いました。SA5名も自身の研究テーマについて発表を行いました。その後、高校生の皆さんから積極的に質問があり、研究内容や高校時代の生活、勉強方法などについて伝えました。

参加した高校生の声

  • 学部がまだ決めきれていない私に、少しずつでもいい、いつか自分が本当にやりたい、勉強したいことが見えてくる、というようなアドバイスを頂けた気がするから。
  • パンフレットやホームページでは載っていないような学生さんの生の声を聞けたり、どんな研究をしているのか具体的に知ったりできて入学後のイメージに役立ったから。
  • 東北大学の詳しい特徴や、研究内容を知ることができ、オープンキャンパスだけでは知ることのできなかったことを知ることができたから。勉強方法や進路選択の方法など、私が気になっていたことをちょうど説明していただけたから。
  • 西高の OG の方や、SA の方たちが、進路選択において重要なことを教えてくださったから。
  • 認知症の予防についての研究をしており、文化や生活の違いによって異なる部分もあるため、国境を超えて、認知症の研究(大型国際共同研究)をしていることが印象に残った。今は高校生や大学生でも起業をする人が増えていると知ったので、少し調べてみたいなと思った。
  • 薬学研究科でも、理学、工学、薬学、医学、医工学から多くの人が来るということを知った。東北大学では他の大学より研究が進んでいたり、整備が整ったりしていたりすることが、すごいと思った。
  • 超巨大ブラックホールは、可視光・赤外線・X 線などの放射をマーカーにして探すという研究テーマは面白いなと思った。また、「一様な宇宙から多様な宇宙雨への歴史を解き明かす」という言葉に心を動かされた。
  • 大学はただの通過点であり、将来自分が何をしていたいかを考えて進路選択していくことが大切だとわかった。また、西高のOG ということで、勉強や進路のアドバイスを多くいただき、参考にしていきながら、これからも学習に励んでいきたい。
  • 自分と似た興味を持っている方々のお話を聞くことができ、学部を選択する際のポイントなどが今の自分にとても役に立った。今回お話を聞いて、東北大学の学習、研究環境がとても充実している点や、東北大学でしか学べないことがあることが分かり、ますます東北大学で学びたいと思った。

参加SAの声

  • 高校生の皆さんに興味を持ってもらえるような研究内容の紹介について大変勉強になりました。自身の進路を振り返ることで、今後の目標がよりはっきりしたように感じました。
  • 鋭い質問が複数出ていて、自分が高校生だった頃と比べても、山形西高校の子たちが将来のことを真剣に考えていることが伝わった。 またスライド作成について、自分が何を伝えたいのか、そして相手が何を求めているのか、考えまとめてから作成を行うことが、プレゼンで重要だとよくわかった。
  • 山形西高等学校オンライン大学訪問に参加するのは2回目なので、前回の反省を生かして、話の流れを少し改善したり、研究紹介で導入を増やしたりと、研究分野の知識がない人たちに伝えるためにはどうすれば良いか考える経験ができたことがとても良かったと思う。理学部志望の学生が少なかったこともあり、あまり質問が出なかったので、次は分野に興味がない人の興味を惹く発表を考えたい。

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