【日 時】 2024年8月7日(水)
【場 所】 メタバース(オンライン)
【対 象】 中学生、高校生、保護者、一般の方
【共 催】 DNP(大日本印刷株式会社 )・株式会社ハコスコ
【ポスター】 詳細は、こちらから
【参 加 者 】 29名(関係者含む)
東北大学は初代総長であった澤柳政太郎により打ち出された「門戸開放」という理念のもと、 1913年(大正2年)8月21日、全国に先駆けて女子に東北帝国大学(現・東北大学)の門戸を開きました。2020年、東北大学は、この「8月21日」を「女子大生の日」として登録しました。
毎年「女子大生の日」を記念したイベントを行い、今年はメタバース空間で開催するオープンキャンパス「メタバースでオープンキャンパス~なりたい自分になる~」を開催しました。
参加者は、“なりたい”アバターで参加し、SAの研究発表を聴いたり、個別に進路相談等の交流を行ったりしました。メタバース空間で “なりたい”自分の未来を見つけられたイベントとなりました。29名(関係者含む)の方が参加しました。
参加者の声
- とても良かったです!将来私は航空機系の仕事をしたいと思って工学部志望にしていましたが今年の夏まで農学部が頭にちらついていました。今回その事をご相談させていただいたところ、自分がワクワクする学問がいいと思うし、職業のことはまだ先だから大丈夫など他にも本当に色々なアドバイスを下さり自分の中でモヤモヤしていた事が晴れたような気がしました。そして、自分がメタバース空間でも人見知りをしていた事は驚きました。真剣に相談に乗ってくださった女子東北大生の方々、本当にありがとうございました!
- 東京住みなのでこうして距離があってもオープンキャンパスで実際に学生の方とお話できる機会があってすごいと思いました。
参加したSAの感想
- 今回はメタバースという新しい技術を利用してのオープンキャンパスということで、非常に画期的な取り組みに関われたことを嬉しく感じています。私自身も、プレゼン発表のやり方や参加者とのコミュニケーションの面で学びがありました。
- メタバースで開催により昨年よりも進路相談や会話に参加してくれる中高生が多かったように感じました。
- 匿名かつ自宅から気軽に参加でき、また少人数で質問しやすいメタバース空間を初めて体験できたり、中高生の進路決定の一助になれた感覚があり、とても貴重な機会となった。対面やZoom以上にコミュニケーション能力や大きなリアクションが必要だと感じたため、今後メタバース空間を経験する際には意識できたらと思う。
- 私は自分が所属している学部に関する高校生からの相談に乗っていた。その生徒は進路選択について迷っているようだった。これまでその生徒自身が学校生活に苦労された話などプライベートなことも含めて、同じ生徒の相談に乗っていたSAと協力しながら一つの提案までできたと考えている。そのように進路に関する悩みや大学に入ってみないとわからないこと(理系の学部に入れば必ず就職に成功するとは限らない)を学生たちの経験でもって語ることができるため、受験生にとっても有意義な時間を提供できる可能性があると感じた。
- メタバース内で発表するのは初めてだったので、とても面白かった。アバターを介することで私自身の発言もしやすくなったので、参加者の高校生も悩みや相談をしやすい環境になっていたら良いと思った。
- トラブルに見舞われたものの、発表者のSAさんたちと協力することで解決し、SA同士の交流を深めることもできた。様々な分野を大観できる通常の対面型オープンキャンパスとは異なり、参加者の学生が興味ある分野に集中して質問できる環境だったように感じた。薬学に興味がある学生が今回はいなかったので、対面イベントなど他の活動で知ってもらえるように努めたい。