【日 時】 2024年8月20日(火)10:30-17:30
【会 場】 東京エレクトロンホール宮城 6階
【参加者数】 SAブース:約1,200名、SA12名、教員2名
河北新報社、東京エレクトロン宮城の主催による「楽しい理科のはなし2024」が5年ぶりに開催され、サイエンス・アンバサダーが出展しました。今回は、「オレンジパワーでスタンプをつくろう」「キラキラへんこう万華鏡」「ピカピカひかるLEDカードをつくろう」「エコーマイクをつくろう~音のふしぎ~」の4つの実験を実施しました。当日は、約1,200名の子供達が参加し、喜んだり驚いたりする親子の笑顔があふれ、沢山の科学のふしぎを体験しました。
参加したSAの振り返り
「オレンジパワーでスタンプをつくろう」
- オレンジスタンプはお家でもできることを伝えると保護者の方にも興味を持ってもらえて良かった。オレンジオイルはなんでも溶かして危険なのか?と誤解する人もいたので、チラシ裏の説明が役に立った。子どもたちに寄り添った対応ができたかなと思う。
- 小学生だけでなく幼稚園・保育園の子供たちも多く、普段接しない年齢のためどう説明すれば伝わるかが難しかった。しかし「すごい」や「面白い」と子供たちに言ってもらえた時は、科学の面白さが伝わったような気がして嬉しかった。
「キラキラへんこう万華鏡」
- ブースに来てくれた子が楽しく作製してくれて大変良かった。子供たちの飾りつけ方やこだわりポイント、親御さんの声掛けや手伝うポイントなどをまじかで見れて非常にありがたい経験が出来たと思う。
- 小学生にどこまで原理を説明するか悩みました。特にどうしてこうなるの?と聞かれた場合に分かりやすく説明するのが難しかったです。一方で、純粋な気持ちで変化を楽しんでいる子供たちを見るととても嬉しかったので、同様の活動を続けていきたいなと思いました。
- 子供にも伝わるように説明する力が身につきました。同年代でも知識量に差があることが多く、質問しながら相手がどれだけ理解しているのか、どの程度深く説明するのかを考えながら話すことができ、自身の研究発表の場にも活かせると感じました。
「ピカピカひかるLEDカードをつくろう」
- 今回は、LEDで光るカードの工作のブースを担当しました。一見単純ながらも電気回路が一周つながらなければLEDが光らないこと、LEDにはプラスとマイナスの極性があることなど、多くの学びがあり、とても楽しく取り組むことができました。
- 実験を通して電池の仕組みや実験の面白さを沢山のご家族に伝えることができ、とても楽しかった。特に、電池の+とーの向きを反対にするとLEDライトが付かなくなることを伝えた時に「面白い!」「そうなんだ!」「実験だね!」と楽しんで試してくれるご家族が多く、科学の面白さを伝えられたと実感できた。一方で、小さい子には説明が難しい点「導電性とは?」「プラス・マイナスとは」の説明に苦戦したところもあり、事前に説明の仕方等をSA同士で試行錯誤できると良かったと思う。
「エコーマイクをつくろう~音のふしぎ~」
- 主にエコーマイクのブースを担当していたが、「エコー」の意味がわからないなど、こちらが当たり前だと思っている言葉でも知らないことやできないことがあって説明が大変だった。逆にこちらが当たり前だと思っていることも面白がってくれることがあり、説明のやりがいを感じた。
- Taken advantage of quit simple materials at hand in daily life, complexed physics theory can be visualized through hand-make. I think this activity is very interesting and meaningful for both children and our volunteers.
For small children, they have not only observed interesting physics phenomena by themselves, but also built a bridge from knowledge to practice and to application.
For our volunteers, we have a fulfilled day with different children, and harvest lovely smile and pure happiness. - 本イベントに参加したことで、たとえを使いながらわかりやすく伝えることの大切さを改めて感じました。例えば、エコーマイクで、2つつなげたコップの周りに画用紙を巻き付けるときに、「のり巻きのようにまく」というと、小さい子でもしっかり理解してもらうことができました。今後も、相手がイメージしやすいような伝え方を心がけていきたいと思います。