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【報告】第2回東北大学DEI推進フォーラム 「東北大学が目指すDEIとはーサポート現場と学生からの声」(2025/3/7 ハイブリッド開催)

【日  時】2025年3月7日(金)10:00-12:00
【開催方法】ハイブリッド開催(会場・オンライン)
【オンライン】Zoom
【会  場】東北大学片平北門会館 2 階エスパス(会場定員30名)
【対  象】本学に所属する教職員、学生、大学院生
【主  催】DEI推進センター
【共  催】グローバルラーニングセンター
【ポスター】ポスターは、こちら(PDF)から。
【参加人数】75名 / 対面参加30名・オンライン参加45名(関係者含む)
【アーカイブ】講演動画(学内限定公開)(準備中)

2025年3月7日片平会館2階のエスパスで、学内限定イベント第2回目の「DEI推進フォーラム」が、学内の5つの機関と学生サポーターからの発表といった盛りだくさんの内容で行われました。

第1部では、まずグローバルラーニングセンター(GLC)の渡部留美准教授から24年度に実施した留学生生活調査アンケートで見えた多様化している留学生の現状やニーズに関する報告がなされ、次にキャリア支援センターの王潔特任助教から新たに始まった外国人留学生のための就職支援プログラムの紹介と日本人学生の就労支援と異なる点などを報告していただきました。続いて国際サポート課の宮元博央課長より22年に設置された国際サポートセンターの活動の紹介があり、国際卓越研究大学として今後ますます増える外国籍構成員のサポートの充実化にどう向き合うかなどの課題についても触れられました。学生相談・特別支援センターからは髙橋真理相談員より、今年度初めて実施したインクルーシブ防災訓練の取り組みとそこで見えた課題について報告がなされました。そして、第1部最後の報告としてDEI推進センターが今年度に行った大規模アンケート調査報告の速報として研究者向けの調査で明らかになった男女差の分析結果をセンタークロアポ教授である臼井恵美子教授から報告しました。

第2部では、サポート現場で関わっている学生の声として、留学生Help Deskの保坂夢さんとペニャ ロドリゲス セルヒオ アルベルトさんが登壇し、国内学生と留学生当事者としてそれぞれ留学生Help Deskに関わる意義と役割などについて話しました。続いて、昨年10月から運営しているDEIラウンジで学生スタッフとして活動している加藤結子さんと池田麻里子さんより、DEIラウンジ運営報告とラウンジに期待する声、そして今後の課題についての報告がありました。

今年度の「DEI推進フォーラム」は、昨年本学が国際卓越研究大学に選定されたことを受け、留学生や外国出身教職員に関わる取り組みが主なテーマとなりましたが、他にも障がいを持つ方の災害時の対処やDEIにおける学生の関わりなど、支援する側と支援される側、「誰もが輝ける大学」を目指す意味でも、昨年より多様な声を発信することができました。  

当日は大学役員として、人事労務・環境安全・施設担当の山下恭徳理事が対面で、ダイバーシティ・広報担当の大隅典子副学長はオンラインで参加され、活発に質問やご意見を述べました。

フォーラム 参加機関・学生サポーター

当日の発表資料

[ 第1部 各機関からの報告 ]
報告1:「留学生が抱える課題とニーズ」
    渡部留美准教授(グローバルラーニングセンター)
報告2:「東北大学における外国人留学生のための就職支援プログラム」
    王潔特任助教(キャリア支援センター)
報告3:「外国人受入環境改善の取り組み」
    宮元博央課長(国際連携部国際サポート課)
報告4:「特別支援室からの報告」
    髙橋真理助手(学生相談・特別支援センター)
報告5:「2024年度DEI研究環境に関する大規模アンケート調査(研究者)」
    臼井恵美子教授 (DEI推進センター) 

[ 第2部 学生サポーター(アライ)の役割と展望 ]
「留学生Help Deskの報告」
保坂夢、ペニャ ロドリゲス セルヒオ アルベルト(GLC 留学生Help Desk学生スタッフ)
「DEI Lounge運営報告と今後の課題」
根本浩希、池田麻里子、加藤結子(DEI Lounge学生スタッフ)

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