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【ご案内】2022年度 東北大学優秀女性研究者賞「紫千代萩賞」受賞者決定

受賞者紹介

平成29年度より杜の都女性研究者エンパワーメント推進事業の一環として、東北大学優秀女性研究者賞「紫千代萩賞」を創設しました。第6回となる今年度は、人文・社会科学分野、理学・工学分野、農学・生命科学分野の3分野から各1名、合計3名の受賞が決定しました。受賞者には、3月13日(月)に開催の「国際女性デー記念 第6回東北大学紫千代萩賞受賞講演会(オンライン開催)」にて研究紹介をしていただきます。

[人文・社会科学 分野]
文学研究科
西村 直子 准教授
業績名「古代インド祭式文献成立史研究」

受賞コメント

審査に当たられた先生方、そして、直接にも間接的にもご指導とご助言を賜りました文学研究科の先生方並びに職員の皆様に、厚く御礼申し上げます。古代インド祭式文献の研究は大変地味なものですが、私たちが歴史というものにアクセスできるのは、世代を継いで蓄積されてきた、ひとつひとつは地味に見えるかもしれない営為のおかげです。このような研究は、本学で育まれてきた豊かな土壌がなければ継続することはできませんでした。その土壌を、更に豊かなものとして次の世代にバトンタッチできるよう、一層励んで参ります。
今後ともご指導ご鞭撻を賜りますようお願い申し上げます。

[理学・工学 分野]
多元物質科学研究所
川西 咲子 助教
業績名「化合物半導体材料の高温溶液成長の研究」

受賞コメント

この度は、栄えある「紫千代萩賞」をいただき、素直に大変嬉しく思っております。時に厳しく、時にあたたかく、研究を後押ししてくださった皆様に心より感謝しています。‟千代(せんだい)”とは、仙台の旧表記であり長い年月の意味ももつ言葉で、紫千代萩賞には“千代にも続く知と創造をもたらす”との願いが込められているそうです。この有難いメッセージに恥じぬよう、材料プロセス研究を通じて、千代にも続く豊かな日本の未来の創造に貢献したいと思っております。より一層の精進を重ねて参りますので、引き続きお力添えをいただけますと幸いです。

[農学・生命科学 分野]
農学研究科
多田 千佳 准教授
業績名「微生物を活用した再生可能エネルギー生産と資源循環の研究」

受賞コメント

この度は栄誉ある第6回紫千代萩賞を授与していただき、ありがとうございます。
今回2度目のチャレンジでしたが、これも学生たちから、もう一度チャレンジしてみてはと背中を押されてのことでした。東北大学で働き始めて丸13年になろうとしています。多くの方々の暖かいご指導やご鞭撻に支えられて、何とかここまでくることができました。改めてご支援賜った皆々様に、心より深く感謝申し上げます。ほんとうにありがとうございます。今後も「持続可能な地球にすること」にあきらめず、微生物を用いたバイオマス利活用の研究を続けることで貢献できるよう、さらなる精進を重ねて行きたいと思います。ありがとうございます。

リンク

東北大学優秀女性研究者賞「紫千代萩賞」

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