【日 時】 2023年8月24日(木)9:15〜11:15
【会 場】 エクステンション教育研究棟(セミナー室)、東北大学史料館
今年8月24日(木), 第72回全国高等学校PTA連合会大会2023宮城大会が仙台市で開催され、大会参加者の中から希望者を対象に東北大学のキャンパス・ツアーが実施されました。当センターのサイエンス・アンバサダーと史料館共同企画としてのSAキャンパス・ツアーも企画され、当日50名ほどのPTA、教員、そして関係者の方々が参加しました。SAキャンパス・ツアーは、田中真美センター長の”東北大学とDEIについて”の説明があった後、4名のサイエンス・アンバサダーによる報告が続きました。サイエンス・アンバサダーの皆さんは各自、自分の体験を踏まえながら進路選択や現在の研究、就職について発表をし、これから受験する中学生、高校生たちを支える親御さんや先生たちに熱いメッセージを送りました。発表後には参加者とSAとの間で質問応答が活発になされ、とても有意義な時間となりました。なお、史料館ツアーでは、東北大学の入学により、日本初の女子大生となった3人の女子学生の資料や記録物、そして魯迅の階段教室などの見学が実施されました。
参加者の声
- 学生の今の話が聞けてとても面白かったです。また大学は他の大学から大学院は東北大学へとしたと聞き、東北大学は素晴らしい大学なのだと思いました。
- 女性が活躍できる環境を作っている東北大学に魅力を感じました。女子学生がしっかりとした目標・目的をもって、自分で進路を決め達成するために追求している姿に感銘を受けました。自分が興味を持ったことについて発表している姿がとてもいきいきしていて、キラキラ輝いて見えました。ありがとうございました。
- 帝大の中でも東北大がダイバーシティ推進に意欲的に取り組んだ様子がよく分かった。サイエンス・アンバサダー(SA)の方々の進路選択や研究内容が知れてよかった。発表に向け準備いただきありがとうございました。
- 進路選択の参考になる話をたくさん聞けて、来て本当に良かったです。
- 高3の娘がいます。SAの方のお話し、とても参考になりました。娘の進路について違う視点で話せると思いました。目からうろこでした。
- 今になって自分の好きな分野が分かった気がしました。高2の娘も一緒に話を聞きたかったです。SAの皆さんの話がとてもよかった。娘の学校でも話してほしい。進路決定までのプロセスが良かった。
- 史料館の見学など、貴重な体験ができました。学生さんも自分のやりたいことを見つけて、生き生きされていて、高校の子供にも聞かせたい内容でした。ありがとうございます。頑張って下さい。
- 娘も理系を選び、数学に苦労しているので、つい女性だからと言ってしまった。無意識バイアスを知り、これから前向きの言葉をかけたい。興味あるものを見つけられるよう、親として焦らず見守りたい。
- どの学生さんも楽しそうに力強く自身の研究内容のことを話されていたのが印象的でした。自ら考え選択してきた進路、研究をされている、人生に対する満足感を感じました。
- インクルージョン・ジェンダー・ダイバーシティ・エクイティなどこれからどんどん必要となるテーマだと思います。自分を分析することが大事なんだと思いました。4人のアンバサダーの方々の活躍を楽しみにしています。
参加SAの声
- 自分の研究を他の方にシェアするのがとてもやりがいを感じています。
- 今回の活動を通して、これまでの自分の進路選択を客観的に振り返ることができた。また、今行っている研究について、科学に親しみのない人にわかりやすく伝える方法を学ぶことができた。
- 自分のこれまでの進路選択を再考する機会となりました。改めて思い返すことで、自分がこれまでに得てきたものを再認識することができ、大変有意義な経験となりました。プレゼンについてもご指摘いただき大変勉強になりました。